五藤利弘監督の短編作品「想い出はモノクローム」が、今週末の富士・吉田映画祭で上映されるので観に行く予定にしている。同郷の五藤監督も栃尾出身の青木君も一緒である。これまでブログで五藤監督の栃尾3部作である「モノクロームの少女」、「ゆめのかよいじ」、「スターティング・オーヴァー」(上京篇)について感想を書いているが、この栃尾シリーズの序章とも言うべき作品なので五藤映画ファンにとっては重要な作品だ。
この短編が栃尾に縁のある人々の心に響くのは現実の街以上にリアルに郷里のイメージを喚起する力があるからなのだと思う。今週末の旅で栃尾の街角の風景を撮影していている間、この短編映画のことを思い出していた。この短編映画の台詞はかなり細部まで記憶している。海外用の字幕版作成をお手伝いした時に何度も観たからである。
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