パベル・チュフライ監督の1997年の作品。汽車の中で母子と男が出会う場面から始まって早いテンポで話が進む。原題は「泥棒」。邦題の「パパって何?」と言うのはピンとこない。戦後のどさくさの中でめぐりあった戦争帰りの粋な二枚目はとてもかっこ良くて、とんでもない奴だった。アパートでの宴会の場面。サーカスの場面。映像も音楽も美しい。
戦後のどさくさの時代の話だから乱暴な言葉が飛び交っているらしいが、ロシア語は意味をとるのが精いっぱいでニュアンスまではわからない。タシケントにいる時に週に3回家の片付けとか手伝ってくれていたロシア人のオーリャ叔母さんは「こんな野蛮な映画を観てどうするの」と本気で心配してくれていた。オーリャさん、はっきり言わせてもらうとこれは名作だ。
戦後のどさくさの時代の話だから乱暴な言葉が飛び交っているらしいが、ロシア語は意味をとるのが精いっぱいでニュアンスまではわからない。タシケントにいる時に週に3回家の片付けとか手伝ってくれていたロシア人のオーリャ叔母さんは「こんな野蛮な映画を観てどうするの」と本気で心配してくれていた。オーリャさん、はっきり言わせてもらうとこれは名作だ。
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